段差・手すり・床材選びで後悔しない!介護にも安心なお風呂リフォーム術(豊橋版)

要点サマリ(先に知っておきたいこと)

  • 介護保険の「住宅改修費支給」を使えば、要介護・要支援認定者の浴室改修に対して上限20万円まで給付(原則)などの制度が使えます。手続きはケアマネ・市(地域包括)を介して行うのが基本。工事は原則「市の承認」後に着工しないと補助対象外になります。

  • 床の滑り抵抗(指標:C.S.R / C.S.R・B)は設計で必須に検討する数値。履物前提の通路はC.S.R ≧ 0.4程度(目安)、浴室の素足歩行ではC.S.R・B ≧ 0.74を目安に選ぶことが安全です(例)。

  • 段差はできるだけ小さく(浴室出入口は20mm以下を目安、浴室内外高低差は120mm以下が望ましい等の指針あり)。浴槽またぎ高さは180mm以下を目安に、手すり設置で補助する。

  • 手すりの高さは用途で変える(階段・通路は概ね700–900mm、浴槽まわりは浴槽縁から100–150mmの横手すり+縦手すりは肩高さが目安)。設置位置は実際に「立ち上がり」「またぎ」動作を想定して調整する。


1) 介護保険(住宅改修費)を使うときの実務ポイント(豊橋向け)

  1. 事前相談:まずケアマネ(介護支援専門員)に相談。介護度や日常生活の状況を確認して、必要な改修内容を検討します。

  2. 見積と申請:工事の見積書・図面を用意し、申請書類を市(地域包括支援センターまたは介護保険課)へ提出。原則:市の承認を受けてから着工が補助対象条件です。

  3. 給付の上限と自己負担:原則支給限度額は20万円(例外あり)。自治体により費用負担割合や手続きの詳細が変わるので、豊橋市の窓口で最新確認を。

  4. 工事完了後の請求:工事完了後に完了書類を提出し、自己負担分を除いて支給(後日払い戻し)が行われます。

豊橋で動くときの実務チェック(短縮版)

  • ケアマネに相談済みか?

  • 市(地域包括)に事前相談・申請資料の窓口は確認済みか?

  • 着工は「市の承認後」か?(事前着工は補助対象外)

  • 見積に改修内訳(手すり・段差解消・床材)と金額が明確に記載されているか?
    (→ これらが揃って初めて給付手続きがスムーズになります。)


2) 段差の考え方 — 「どこまで減らすか」「いつ手すりが必要か」

  • 浴室出入口の段差:可能ならフラット化がベスト。既存構造で難しい場合は20mm以下の単純段差に抑えるか、浴室内外高低差を120mm以下にするのが指針。跨ぎ高さ(浴槽等)は180mm以下に。

  • 段差処理の選択肢:段差解消スロープ、段差の角を丸くする(R処理)、段差部に滑りにくいノンスリップ材を貼る等。車いす導入を想定するなら段差ゼロに。

  • 注意点:家の中で床材の滑り抵抗が急に変わるとつまずきリスクが増える。異なる床材を急に切り替える場合は境界部の処理を必ず行うこと。


3) 手すり(補助具)の選び方 — 種類と設置目安

基本的な区分

  • 横手すり(グリップ):浴槽や出入口で体重移動や安定に有効。浴槽縁から100〜150mmの高さが目安(浴槽立ち上がり動作を想定)。

  • 縦手すり:立ち上がり・支持に有効。浴槽内外でつかめる位置に縦手すりを配置。肩の高さ付近を意識して設置。

  • L字手すり(L型):座る→立つ→移乗の動作を一連でサポートしやすい。

設置高さ(目安)

  • 廊下・通路:750–850mmを標準とする案が多い(用途で700–900mmの幅)。

  • 浴槽まわり:横手すりは浴槽縁+100–150mm、縦手すりは立ち上がり時の肩高さを目安に。実際は本人の身長・動作に合わせ現地調整が必須。

強度・固定

  • 手すりは必ず壁や下地にしっかり固定。下地補強の有無で「有効に荷重を受けられるか」が決まるので、施工業者に下地確認を依頼。介護保険申請では「どの位置にどの手すりを設置するか」の図面が必要になることが多いです。


4) 床材の「滑り抵抗」を具体的に:数値で判断する

床材の滑りにくさを表す指標に**C.S.R(すべり抵抗係数)C.S.R・B(素足想定)**があります。以下は実務での目安例です(参考指針からの抜粋):

履物で歩く通路(屋内通路・出入口など)

  • C.S.R ≧ 0.4 が推奨目安(滑りにくい床材)。(JISベースの評価を参照)+1

浴室・素足歩行(浴室床、大浴場、プール等)

  • 浴室(素足)C.S.R・B ≧ 0.74 を目安に選定すると安全性が高い。大浴場やプールに近い使用頻度・条件ではさらに高い値を検討(例:大浴場 0.83以上、プールサイド 0.96以上を推奨する資料あり)。

実務メモ(材料選定時)

  • 床タイル・樹脂系床・長尺シートなど、同一床でのC.S.R差が大きい素材を混在させない(急に滑り感が変わると危険)。施工前にメーカー試験値(CSR値)を確認し、可能なら試し張りや実測を依頼する。


5) 「何を優先するか」設計の優先順位(介護視点)

  1. 安全第一(転倒予防):段差最小化 → 滑り抵抗確保 → 手すりで動作安定化。

  2. 日常動作に合わせる:浴槽の入り方・立ち上がりの動作を観察して、手すり位置を決める(机上の計算だけでなく実測・動作確認を)。

  3. メンテナンス性:カビやすい目地が多い素材は避け、掃除しやすい素材や排水の良い床勾配を確保。

  4. 将来性(バリアフリー拡張):将来車いすが必要になっても対応できる寸法や撤去・追加のしやすさを見込む。(例:出入口幅を確保、下地補強をしておく)


6) 具体的な床材・工法の例(豊橋でよく使われる選択肢)

  • 高耐水性の長尺シート(ノンスリップ):継ぎ目少なく掃除がしやすい。C.S.R値はメーカーに確認。

  • 滑り止め加工タイル(素足用):浴室内に適するが、目地や角で転倒のリスクが増す場合あり。C.S.R・B値(浴室用基準)を確認。

  • ノンスリップ塗膜(既存床上施工):段差を減らしてから上塗りで滑りにくくする手法。長期耐久性やメーカー保証を確認。

  • 段差解消スロープ(木製/樹脂):一時的・簡易対応として有効だが、見た目や掃除性の検討が必要。


7) 失敗しないための工事発注&チェックリスト(施工前→施工後)

施工前(必須)

  • ケアマネと相談して「改修目的」を明文化。

  • 市(豊橋)に事前相談・申請予定日を確認(承認前着工はNG)。

  • 見積書に**(1)工事内容詳細(手すり位置・高さ、段差の数値、床材型番)、(2)CSR値等の床材データ、(3)図面**が入っているか確認。

施工中

  • 下地補強が必要な手すりは補強の写真を残す(支給申請のための証拠として有効)。

  • 際の処理(床と床の継ぎ目)が滑り差にならないか職人と確認。

施工後(検収)

  • 実際に立ち上がり・歩行してもらい「使えるか」を確認。

  • 必要書類(完了報告書・領収書)を忘れずに市へ提出して給付手続きを行う。


8) 現地での確認ポイント(豊橋のショールームや見積時に)

  • 床に足を置いて「濡れた状態」を実際に試す(素足と履物で感触が違うので両方試す)。

  • 手すりは必ず実際に握ってみる。高さ・握りやすさ(径)を確認。

  • 見積書に「CSR値」や「JIS試験データ」が明記されているか確認する。

  • 工事後の保証・アフターメンテ(滑り止めの再施工や手すりのぐらつき対応)を確認。


9) よくある質問(FAQ)

Q. 介護保険はだれでももらえる?
A. 要介護・要支援認定を受けている方が対象。給付には申請・審査が必要で、支給上限(原則20万円)などのルールがあります。自治体で細部が異なるので豊橋市の窓口確認が必要です。

Q. CSRの数値が書いてない製品はどうする?
A. メーカーに試験データを求めるか、第三者試験(測定)を依頼する。試験結果がないまま選ぶのはリスクがあります。

Q. 「段差が残るけど手すりでいい?」
A. 手すりは重要だが、段差自体が大きいと転倒リスクは残ります。可能なら段差の低減(またはスロープ化)を優先し、手すりで補助するのが安全です。


10) 最後に(実務的な一番のアドバイス)

  1. 施工前に必ずケアマネと市の窓口へ相談 — 補助を受けるなら承認プロセスを守ることが最優先。

  2. 床材のCSR(またはC.S.R・B)数値を確認し、浴室は素足基準(0.74以上目安)を目指す。メーカー試験報告を見せてもらってから発注する。

  3. 手すりの位置は“動作観察”で決める(図面通りではなく、実際に立ち上がる動作・体の位置で最終決定)。施工業者と必ず現場で確認する。


参考(主な出典・参照)

 

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